大阪・堀越神社で一生に一度の願掛けをしたら。諦めかけていた片思いが実った私の体験談
ずっと諦めきれなかった片思い
こんにちは。私は都内で働く20代後半の会社員です。ずっと長い間、職場の先輩に片思いをしていました。優しくて頼りになる先輩は、私の部署の憧れの存在です。何度かプライベートで食事に行く機会もありましたが、いつも「いい後輩」という感じで、一向に関係が進展する気配はありませんでした。
周りの友人は次々と結婚していき、正直、焦りを感じていました。新しい出会いを探そうとマッチングアプリも試しましたが、なかなかピンとくる方に出会えず、時間だけが過ぎていきました。この片思いも、もう諦めた方がいいのかもしれない。そう思い始めたとき、ふと「大阪の堀越神社」のことをインターネットで見かけたのです。
「一生に一度のお願い」ができる堀越神社へ
堀越神社は「一生に一度の願いを聞いてくださる」という言い伝えがあるそうで、特に強い願いを持つ人が訪れると知りました。「一生に一度の願い…」私はこの片思いを成就させたい。これが叶わないなら、もう新しい恋を探す気力もなくなってしまうかもしれない。それほど真剣に、この恋を叶えたいと思っていました。
思い切って、長期休暇を利用して大阪へ行くことにしました。神社を訪れたのは、平日の午前中でした。都会の喧騒から離れた、静かで落ち着いた雰囲気の境内に足を踏み入れた瞬間、すっと心が穏やかになるのを感じました。緑豊かな「堀越の森」は、都会の中にいることを忘れさせるような静寂に包まれていました。
本殿にお参りした後、「一生に一度のお願い」をすることができる茶臼山に鎮座する「茶臼山古墳」に向かいました。小さなお社があり、そこで心を込めてお願いをしました。どんな風にお願いすれば良いか分からず、事前に調べた通り、具体的な相手の名前と、その方と結ばれたいという強い願いを、ただただ真摯に伝えました。諦めかけていたけれど、やっぱりこの恋を叶えたいという、自分の本心を改めて確認した時間でした。
訪問後の小さな変化
神社を訪れて東京に戻ってきてから、すぐに劇的な変化があったわけではありません。ただ、自分の心の中で何かが少し変わったのを感じていました。先輩への片思いは相変わらずでしたが、「もうダメかもしれない」というネガティブな気持ちが、少しずつ和らいでいったのです。堀越神社でお願いしたことで、「できることはやった」という清々しい気持ちになれたのかもしれません。
そんなある日、部署でチーム編成があり、偶然にも先輩と同じチームになりました。これが、関係が進展するきっかけになったのです。以前よりも仕事で関わる機会が増え、先輩と話す時間も自然と長くなりました。仕事の相談に乗ってもらったり、一緒に残業したりする中で、先輩の意外な一面を知ったり、共通の趣味があることが分かったりしました。
予想もしなかった展開から成就へ
関係が少しずつ深まる中、ある日、仕事帰りに二人で食事に行くことになりました。以前はグループで行くことが多かったのですが、この日は初めて二人だけです。そこで先輩から、予想もしなかった言葉を聞いたのです。
「実は、ずっと〇〇さん(私の名前)のこと、いいなって思ってたんだ。」
本当に驚きました。いつも落ち着いていて、感情を表に出さない先輩からの突然の告白だったからです。聞けば、先輩も私のことを気になっていたけれど、職場の関係を壊したくないという思いや、私に彼がいるかもしれないという遠慮から、なかなか踏み出せずにいたそうです。
あの堀越神社での願掛けが、私の気持ちを整理し、良い「気」の流れを呼び込んでくれたのかもしれない。そう思わずにはいられませんでした。そこからはトントン拍子に関係が進み、先輩とお付き合いすることになりました。
感謝の気持ちと、今悩んでいるあなたへ
諦めかけていた片思いが、まさかこんな形で実るなんて、今でも信じられない気持ちです。堀越神社にお参りしたことが、直接的な原因かは分かりません。でも、あの場所で自分の本当の気持ちと向き合い、「叶えたい」と強く願ったことが、私の行動や心持ちに変化をもたらし、結果的に良い流れを引き寄せたのではないかと思っています。
もし今、あなたも恋愛で悩んでいたり、諦めかけていることがあるなら、一度パワースポットを訪れてみることをお勧めします。ただお願いするだけでなく、そこで自分の心と向き合い、本当にどうなりたいのかを真剣に考える時間を持つことが大切だと感じています。場所の持つ力と、自分自身の内なる力が合わさった時に、きっと良い変化が訪れるのだと思います。この体験が、誰かの希望になれば嬉しいです。