諦め癖があった私が変われた場所。出雲大社東京分祠で掴んだ本当の恋
いつも恋愛がうまくいかず、自信を失っていた私
30歳を目前にした頃、私の恋愛は本当に停滞していました。何度かお付き合いは経験しましたが、いつも相手に尽くしすぎて疲れてしまったり、ダメだと分かっている関係から抜け出せなかったり。気がつけば「どうせ私なんて、素敵な人には巡り合えないだろうな」という諦め癖がついてしまっていたのです。周りの友人たちが結婚したり、幸せな恋愛を謳歌したりする姿を見るたび、焦りと同時に強い孤独感を感じていました。
そんな時、偶然インターネットで見かけたのが、東京にある出雲大社の分祠、通称「出雲大社東京分祠」の存在でした。本家出雲大社には遠くて行けないけれど、東京にもご縁を結んでくださる大国主大神様がいらっしゃる。ダメ元でもいいから、何か変わりたい。そんな切羽詰まった気持ちで、訪れることを決意しました。
神楽坂の静寂に包まれた空間へ
出雲大社東京分祠は、賑やかな神楽坂の街にありながら、一歩足を踏み入れると空気が変わるのを感じました。都心とは思えないほど静かで、どこか厳かな雰囲気です。境内に立つと、これまでの恋愛で溜め込んでいた様々な感情、自信のなさ、未来への不安が、すっと浄化されていくような不思議な感覚に包まれました。
具体的に願ったこと、そして心境の変化
私は本殿の前で、これまでの感謝を伝えつつ、新しいご縁について真剣にお願いしました。「相手の外見や条件ではなく、お互いを大切に思い合える、心通い合う温かいご縁が欲しい」「そして、自分自身のことも大切にできるようになりたい」と、具体的かつ正直な気持ちを神様にお伝えしました。
お願いした後、不思議と心が軽くなりました。これまで恋愛に対して抱いていた重たい気持ちや諦めが、少しずつ溶けていくのを感じたのです。すぐに何かが劇的に変わるわけではないかもしれないけれど、ここから何か新しい一歩が始まるような、そんな希望が芽生えました。
訪問後の小さな変化が大きな出会いを引き寄せる
出雲大社東京分祠を訪れてから、すぐに出会いが訪れたわけではありません。でも、私の内面に少しずつ変化が起こり始めました。以前なら「どうせ無理」と諦めていたことにも、挑戦してみようと思えるようになったのです。
例えば、ずっと気になっていたけれど、一歩踏み出せずにいた社会人サークルに参加してみました。そこでの活動を通じて、新しい友人たちができました。そして、サークルを通じて知り合った友人の紹介で、現在のパートナーと出会ったのです。
彼は、私が願った「お互いを大切に思い合える」という言葉がまさに当てはまるような、温かくて誠実な人でした。共通の趣味や価値観も多く、一緒にいると心から安らげる相手です。これまでの私は、相手の顔色ばかりうかがってしまい、自分らしくいられませんでしたが、彼とは自然体でいられます。
諦めずに、自分と向き合った先に見えた光
出雲大社東京分祠にお参りしてから、約半年後のことでした。彼との出会いは、まさに私が心の底で願っていた形でした。あの時、諦めずにパワースポットへ足を運び、自分の本心と向き合って具体的な願いを伝えられたことが、このご縁に繋がったのだと感じています。
もちろん、パワースポットに行っただけで全てが叶うわけではないでしょう。でも、私にとって出雲大社東京分祠は、諦めかけていた自分に「まだ大丈夫だよ」「変われるよ」とそっと背中を押してくれた場所でした。そこで生まれた前向きな気持ちが、行動を変え、結果として理想のご縁を引き寄せたのだと思っています。
今、パートナーと一緒に穏やかで幸せな日々を過ごせています。あの時の私のように、恋愛で悩んだり、自信を失ったりしている方がいたら、ぜひ一度、出雲大社東京分祠を訪れてみてはいかがでしょうか。静かな境内で心落ち着かせ、ご自身の本当の願いと向き合う時間を持つことで、きっと新しい一歩を踏み出す勇気がもらえるはずです。あなたの願いも、温かいご縁に繋がりますように。